新しい保守政党への期待

最近は、政局がだいぶ変わってきた。この前の衆院選とは全然違う感じになってきた。この前の衆院選は国民民主が有識者の中ではピカイチで、議席を大きく伸ばした。

しかし、維新の裏切りにより、178万円の壁を無くすことは消え去り、国民民主への期待感はだいぶ減速してしまった。やはりどんなに自民党の議席を減らしても、彼らは非常に姑息な集団なのである。結局財務省のポチ軍団であり、同じく財務省のポチ軍団である立憲とは相性がバッチリなのだ。経済学を結構勉強してきて思うのは、財務省は近代経済学の主流からはかなり外れていて、非常にトンチンカンというか経済学的に理解不能な世界に居て、経済政策だけ、日本はG7諸国の中では非常に浮いている。

唯一、世界標準の経済政策を実行しようとしたのが、第2次安倍内閣だった。アベノミクスっていうのは、無知で経済学を何も知らない馬鹿な朝日新聞社の記者が安倍氏を侮蔑するために作った言葉であるから、本ブログでは使わない。

インフレ目標をちゃんと定めて、それに向かって財政出動したかなり真っ当な経済政策を行っていた。安倍氏にとって不幸だったのは、内閣が出来る前に作られた三党合意の消費税増税案が廃案に出来なかったことだ。彼は財務省と真っ向に敵対し、消費税増税案をずっと先延ばしにしていたが、やがてそれも限界を迎えて増税せざるおえなくなる。彼にとっては非常な痛手だったと思う。経済は復活しようとしていたのに、その増税でぶっ潰れた。

だから新しい勢力に、経済政策を期待するなら、財務省の洗脳が及んでない党に入れるしか選択肢はない。

自分が見ているところ、元財務官僚の玉木氏は全く洗脳にかからないからセーフ、あと政策は全く同意できないがれいわ新選組もセーフ、そもそもれいわには高井たかし氏という東大経済学部卒の経済通が居るので、財務省の馬鹿な洗脳は通じない。心配なのは、参政党と日本保守党ですね。彼らには強力な近代経済学に精通したブレーンが居ない。だから、今は洗脳から免れているが、いつ洗脳されてもおかしくない。誰か近代経済学で博士号を取得された、できればリフレ派の方がいらっしゃったら、顧問になってください。本当に心配です。

民主党も最初は財務省の洗脳は及んでなかったが、政権交代した途端に野田氏なんて、言ってることが180度変わったからね。財務省のレクは恐ろしいと思う。

ただ、つくづく思うけど財務官僚って暇なんだなって思うよ。普通仕事が忙しかったら洗脳する時間なんて全く捻出できない。だから財務官僚は暇人です。忙しいなんてただの言い訳。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です